2014年インド旅行①
「古き城下町」 インド旅行から帰って10日くらいが経ちました。
ただいま2/24〜3/2まで銀座の「幸伸ギャラリー」で開催している「グリーンナイーブ展」というグループ展に出品しています。
今回のインド旅行で描いた2枚と前回のインド旅行で描いた2枚の合わせて4枚の出品ができ、数は少ないけれども一安心しています。
とりあえず、インド旅行について描きます。
旅行のブログじゃないので、なるべく簡単にまとめます。
旅行ブログってつまらないですからね。
いろんな国を旅したり、長期間旅をした経験のあるバックパッカーというのは基本的に、自分が達観して物事を見ることが出来るというような気になり、そういう自分に酔っている人が多いものです。
僕はそんなに旅行の経験はないのですが、もしかしたらそれなりに達観したつもりになっているかもしれません。
そういう人の話はつまらないので、気を付けてあまり書かないようにします。
・・・・・・。
やっぱりインド旅行の話なんて作家の書いた旅行記読めば十分なので
バックパッカーにふれたついでに、彼らの特徴をもう少し書きます。
無駄に長く旅をしているバックパッカーは、上に書いた他にも困ったところがあります。
旅の経験というのは彼らの貴重な優越感になるようです。
経験の少ない旅行者は彼らの大好物。
10年くらい前に、タイで出会ったバックパッカーが言っていました。
パッカー「インド?そうだねぇ。まぁバンコクの一番ディープなスラム街を3倍くらい危険にした感じかな。」
当時インドの知識のない僕は、
「へ~、すごいなぁ!怖くなかったですか?」
と、驚きます。それにパッカーさんニヤリ。
そういう話を聞かされつつ、インドに行ったことはないけれど、少し知識を持ち始めた旅行者に対しては、
僕「インドの旅ってやっぱり大変なんですよね?」
パッカー「まぁね、でも慣れればたいしたことないよ。大体イエスとノーが言えれば世界中旅できるんだもん。」
僕「いや~すごいな、僕にはむりですよ。」
こんな感じで、パッカーは優越感にひたってきます。
そして、今の僕。
母の友人の娘さんがちょうど僕と同じ時期にインド旅行にいって、酷い下痢にかかって大変だったという話を母から聞いて。
僕「インド初めてだったのかな?慣れてないない人は本当に食べ物に気を付けないとね。まぁインドは甘くないから。」
うわぁ~。自分からでてきたよ、うざいパッカーさん。
そうなんです、男は格好つけたがるもんなんです。
それはともかく、上の絵はブーンディー(BUNDI)という小さな街の城をモチーフにしました。
何百年も放置されていたらしく城の中は荒れ果てていましたが、街からの城の眺めは抜群。
特に、僕が泊ったホテルの屋上からの眺めが良かったのか、初めて屋上に上がって眺めた時は本当に息を呑むほど感動しました。
日本人は「地球の歩き方」に載っている観光地だけに行くのですが、ここは1ページしかなく写真もイマイチな上に地図もホテルも載ってないので、事前に地図とホテルをネットで探してから訪れたのですが、本当に何故もっと載せないの?と思うほど。
インドにしては人も優しく、静かで癒されました。
結局、4泊もして宿でこの絵を描いていました。
日本人がほとんど来ないので、街を歩くと「チャイニーズかネパールか?」と聞かれるくらいです。
みんな珍しがって挨拶してくれる。登下校の子供たちも、みんな笑顔で挨拶する。
僕はそれに、ひとりひとり笑顔で応える。
それはそれで結構、疲れるね。(笑)
堀内信ノ介
ただいま2/24〜3/2まで銀座の「幸伸ギャラリー」で開催している「グリーンナイーブ展」というグループ展に出品しています。
今回のインド旅行で描いた2枚と前回のインド旅行で描いた2枚の合わせて4枚の出品ができ、数は少ないけれども一安心しています。
とりあえず、インド旅行について描きます。
旅行のブログじゃないので、なるべく簡単にまとめます。
旅行ブログってつまらないですからね。
いろんな国を旅したり、長期間旅をした経験のあるバックパッカーというのは基本的に、自分が達観して物事を見ることが出来るというような気になり、そういう自分に酔っている人が多いものです。
僕はそんなに旅行の経験はないのですが、もしかしたらそれなりに達観したつもりになっているかもしれません。
そういう人の話はつまらないので、気を付けてあまり書かないようにします。
・・・・・・。
やっぱりインド旅行の話なんて作家の書いた旅行記読めば十分なので
バックパッカーにふれたついでに、彼らの特徴をもう少し書きます。
無駄に長く旅をしているバックパッカーは、上に書いた他にも困ったところがあります。
旅の経験というのは彼らの貴重な優越感になるようです。
経験の少ない旅行者は彼らの大好物。
10年くらい前に、タイで出会ったバックパッカーが言っていました。
パッカー「インド?そうだねぇ。まぁバンコクの一番ディープなスラム街を3倍くらい危険にした感じかな。」
当時インドの知識のない僕は、
「へ~、すごいなぁ!怖くなかったですか?」
と、驚きます。それにパッカーさんニヤリ。
そういう話を聞かされつつ、インドに行ったことはないけれど、少し知識を持ち始めた旅行者に対しては、
僕「インドの旅ってやっぱり大変なんですよね?」
パッカー「まぁね、でも慣れればたいしたことないよ。大体イエスとノーが言えれば世界中旅できるんだもん。」
僕「いや~すごいな、僕にはむりですよ。」
こんな感じで、パッカーは優越感にひたってきます。
そして、今の僕。
母の友人の娘さんがちょうど僕と同じ時期にインド旅行にいって、酷い下痢にかかって大変だったという話を母から聞いて。
僕「インド初めてだったのかな?慣れてないない人は本当に食べ物に気を付けないとね。まぁインドは甘くないから。」
うわぁ~。自分からでてきたよ、うざいパッカーさん。
そうなんです、男は格好つけたがるもんなんです。
それはともかく、上の絵はブーンディー(BUNDI)という小さな街の城をモチーフにしました。
何百年も放置されていたらしく城の中は荒れ果てていましたが、街からの城の眺めは抜群。
特に、僕が泊ったホテルの屋上からの眺めが良かったのか、初めて屋上に上がって眺めた時は本当に息を呑むほど感動しました。
日本人は「地球の歩き方」に載っている観光地だけに行くのですが、ここは1ページしかなく写真もイマイチな上に地図もホテルも載ってないので、事前に地図とホテルをネットで探してから訪れたのですが、本当に何故もっと載せないの?と思うほど。
インドにしては人も優しく、静かで癒されました。
結局、4泊もして宿でこの絵を描いていました。
日本人がほとんど来ないので、街を歩くと「チャイニーズかネパールか?」と聞かれるくらいです。
みんな珍しがって挨拶してくれる。登下校の子供たちも、みんな笑顔で挨拶する。
僕はそれに、ひとりひとり笑顔で応える。
それはそれで結構、疲れるね。(笑)
堀内信ノ介
by lemuria2011
| 2014-02-27 22:26
| インド旅行